里山日記

お山でのあれこれ(作業メモとも)
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今日も山菜採り

2006.05.10 Wednesday | 春 > 5月

9日も山菜採り同行。
コースは先日とは逆の山道。
途中はイワカガミやトキワイカリソウ、チゴユリにカタクリ、アズマシロカネソウ、
キクザキイチゲ、ユキグニミツバツツジ、スミレ各種にアケビ、ニリンソウに
エンゴサクにムラサキケマンなど色々咲いていたのだが
残念ながらカメラはリュックの中。

そして一昨日の雨と昨日の気温でネズミザクラ(ウワミズザクラ)一気に開花。
これでアンニンゴ酒作りはまた来年におあずけだ。
つぼみのお酒は作れなかったが、果実で作るぞ。
(実でも「アンニンゴ酒」って言えるかな?)

今日も藪こぎ沢登りでどこをどう歩いてんだか。
ここで育った相方がいるから行けるものの自分じゃ絶対行けない。
来たことある場所場所の記憶はあるが地図がつながらない。
年を追うごとに藪も深くなるのでわからなくなってくる。

そんな中で見つけたシラネアオイの小群落。
シラネアオイ
シラネアオイがこんなところに咲いているなんて。
これはなんとしても写真を撮っておかないと。
藪の中にいるとスミレやウワミズザクラ、サンショウなどの香りが時々香ってくる。
いいねぇ。

で、山騒ぎして、下りてきたところは先日行ったところの途中地点。
あれぇ??

ちょっと休憩している時、キクザキイチゲとアズマシロカネソウの種子を
採ろうと思ったがまだ熟していなかった。
株取りする気はないけれどタネならもらってもいいかなと。

帰り道のD地区の日当たりのよい所ではもうウツギが咲き出していた。
初夏だねぇ。

・・・そして、木々の間を歩きながら、そろそろ雪割草の遮光を考えないと…と思う自分がいるのでした(^^ゞ
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一年ぶりの山菜採り

2006.05.06 Saturday | 春 > 5月

去年は全く山菜採りの手伝いができずにいた。
シーズンはもう始まっていたのだが、要するに「足手まとい」でもあるので
今まで同行はいいと言われていた。
(相方一人ならどこでもすいすい行けるもんね)

が、今回は山の様子がどんなんなってるか偵察も兼ねていたので
(採れなくてもそれはそれでよし)行ってきた。

やはり山菜は早かったり遅かったり。
高度上がったところはまだ雪が残っていた。
雪消えたばかりでようやくカタクリも芽が出始めたばかりの場所もあれば
花盛りのところもある。そしてもう終わりかけのところも。
どこにしても踏まなきゃ歩けないんだけど(ゴメン)

それにしても藪、蔓に雑木。
乗り越えたりくぐったり、いやはやまいった。
以前はどこでも畑や田んぼしていたのでもっと道もあったし
整っていたらしいが、みなやめてから荒れ放題。
それも「自然」なのかもしれないけどね。
そにかく藪こぎまいりました。

7時間近くの上り下りで大汗かいて腕も足も疲れました。
高度はないけど通常の山登りと同じような所要時間だな(^-^;
(今日は写真を撮る余裕はありませんでした)
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春から初夏に

2006.05.04 Thursday | 春 > 5月

夏も近づく八十八夜・・・ということで、5/3は山菜採りと散策を兼ねた義弟一家の
お付き合いで半日お山に行ってきた。
集合時間を決めて義弟一家、山菜採りの相方・・・とそれぞれ出かける。
自分は屋敷周りのシイタケ取りといろりの番人(一応)。
シイタケ原木を動かしたとき何かが「ぬちゃっ」。
ベト?と、それを見たらば『うげげげーー!!』(声にならない叫び)
で、でかいナメが・・・
触っちゃったよ(泣)
うげげ
どうしてヤマナメクジはこんなにでかいんだ!!

「その辺写真取りに行ってもいい」とのことだったが、
シイタケ取りしてたらそんな時間もなくなってしまった。
ササユリどうしたかK地区に見にも行ってみたかったのだが。

ちょっと時間取れたので裏の斜面を上る。
あ。
チゴユリだ。
もう咲き出したんだね。
チゴユリ

去年はまったく会えなかった。

いろんな気持ちを吐き出し叫んだ日。
その日が思い出されてずっと緑の中に入れなかった。
ああ、あれからもう一年か。
それでもこうやって自分は此処にいる。
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