2009/06/12 火打山  

 6月12日(金)晴れ  火打山(2462m) 妙高市   
 
新井から見た火打山(右側)
☆コースタイム☆
5:00 出発 → 6:35/6:45 笹ヶ峰P →7:30/7:40 黒沢 → 9:10 分岐
→ 9:50/10:00 高谷池ヒュッテ → 11:25/12:50 山頂 → 13:50/14:10 高谷池ヒュッテ
→ 14:55 分岐 → 15:55 黒沢 → 16:35 笹ヶ峰P
 2名
 
角田から半年ぶり(山菜採りを兼ねた登山もしたにはしたけど)の登山は約一年ぶりの火打。
やはり春はちょうどいい山がないのもあるけど、山菜、畑などで手一杯なもんで。
行こう行こうと言っていた米山にも行けずじまいだったし。

それはともかく、火打である。
黒沢までの木道歩きでウォーミングアップ。花はツクバネソウとスミレかな。
体慣らしでゆっくり歩いていたら軽装の女性に追い越される。

黒沢から十二曲りはシラネアオイ、ツバメオモト、イワカガミ、タムシバなどがこんにちは。
ぶんぶん虫(仮)もこんにちは。こちらはあまりお近づきになりたくないが。
時折見える北アルプスの展望、今回は槍も穂高も見えたぞー!!
去年来た時はなかった道補修。やはり登山者が多いため道が荒れちゃうんだろうな。

富士見平までのオオシラビソの樹林帯からは残雪歩き。
今回の富士見平、富士山は見えませんでした。

高谷池ヒュッテまでは数箇所残雪歩きあり。 「北アルプス展望地」気づかず通り過ぎちゃったなぁ。 ここで大休憩。コビルで栄養補給。

天狗の庭はほとんどがまだ雪の中。
雪融けしはじめているところからコバイケイソウやミズバショウが芽を出している。

でもってここからの登りがまたハードなんだ。
タンポポやショウジョウバカマ、サンカヨウなどを見るがさすがに花の盛りにはまだまだ。 でもヤマザクラはたくさん咲いてるぞー。サクラのトンネルだ〜♪
それにしてもこの最後の登りは何度来ても足がなかなか出ない。数歩進んでは休み…の繰り返し。

やっと山頂に到着。今日はしばし貸切状態。(天狗の庭で追い越したパーティが到着するまで) ビールで乾杯!の前に今回の秘密兵器は・・・ジャーン!練乳だ!!
頂上直下で掘った雪に練乳をどっさりかけて氷水(=かき氷)。あーうんまいうんまい。
火打の雪で氷水なんて、すごい贅沢なことだよな。至福。

そのあとビール飲んでお食事。展望は360度。これまた素晴らしい。
先程のパーティーも到着。お店広げて楽しげに。
下山前、山頂の写真撮ろうかとしたらばガレ石に躓き、あっと思ったもののもう遅し。
重力には逆らえず前に転び両掌とヒザぶつける。あまりの痛さに数秒動けず。
「大丈夫ですか」なんてそのグループの方に声かけられて恥ずかしいってばよ。

そんなハプニングもありましたが下山開始。
・・・む、右ひざ付近の筋が痛い。まさか打撲が影響してんじゃないだろう?まさか。
下り始めから筋イタとは。まいっちゃうなぁ。。。
かつて母親が膝に水がたまったこととか、遺伝とは悪いとこばっかもらっちゃうんだよなー、 とかよからぬことばっかり浮かんでしまう。困ったもんだ。

高谷池ヒュッテに到着。管理人さんが戻られていた(行きは妙高側パトロール中で不在)。
明日(13日)の宿泊予定者は50名だという。大変だ(^^;
黒沢までの道でうちらを追い越していった女性の方にはここまでもすれ違っていないし 管理人さんとも会っていないという。おやぁ?
…まだ早いような気もするけどタケノコ採りかなぁ?

今回は黒沢ヒュッテ経由ではなくそのままピストン下山。
足痛いよーちくしょうめとよろよろたらたらと下る。十二曲りあたりからまたぶんぶん虫(仮)が 容赦なく顔を狙ってまとわりつく。気がつけばまた耳の裏刺されちまったし。
黒沢からの木道は筋にダメージ与えないようなずりずり歩きでなんとか登山口まで到着。
お疲れ様でした〜

それから笹ヶ峰を散策し、「苗名の湯」へ。汗で酸っぱい身体をさっぱりさせる。
温泉で足のマッサージをしたけれど、そんなにすぐ乳酸が散るはずもなく階段とか車から降りた時とかヨタヨタ(笑)
18号沿いの「ニューミサ」で夕食して帰宅。
帰宅してからの階段上り下りがこりゃまた大層。はたから見ると笑える姿・・・。

さあ、今年の山行は以後どうなるかな?


黒沢までの木道

ツバメオモトく

シラネアオイ(虫つき(^^;)

ムラサキヤシオツツジ

奥の三角は剣

槍ヶ岳見えるかな?

オオシラビソと残雪

天狗の庭から火打山頂

奥は北アルプス、左に金山、奥に雨飾、焼山(去年と較べてみてね)

火打山頂。ケルンなくなってるよ…

焼山山頂アップ。噴煙が。

サンカヨウ

咲き出しミズバショウ

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