2009/06/19 雨飾山  

 6月19日(金)晴れ曇り  雨飾山(1963m) 糸魚川市/長野県   
 
山頂まだ遠い…
☆コースタイム☆
4:50 出発 → 6:45/6:55 雨飾温泉P →7:20/7:25 難所のぞき → 8:15/8:20 一ぷく処
→ 9:05/9:10 中の池 → 10:00 笹平 → 10:20/11:40 山頂 → 12:10 笹平
→ 13:05 金山への分岐 → 14:40 鋸山への分岐 → 14:55/15:00 沢 → 16:00 雨飾温泉P

 2名
 
で、山モードなので、今週は雨飾山へ。(山モードなのは今だけかもしれないけれど(^^;)
雨飾山は10年以上ご無沙汰している(12年?13年?ぶり)。
その時は小谷から登ったが、悲しいかな覚えているのは秋に行ったため冷えたのか下り始めてすぐ膝が痛かったことと 知り合いと無線でしゃべったことくらいだ。ああ悲しきザル頭。

今回は糸魚川の雨飾温泉コースから登ることにする。
一昨年頚城駒に行き、去年は函館のSさんが来越したのでアイボールしに行き、その都度この雨飾温泉には入っているのだが ここから雨飾山に登ったことはない。
相方もウン十年ぶりということで、こちらのコースから登る事にする。
「笹平出るまでは急登の尾根歩き」だそうだが・・・。

でもって雨飾温泉からスタート。
福井ナンバーが1台、長岡ナンバー1台。
まずは薬師さんに無事をお祈り。「ヒザ痛くなりませんよーに。」
おおー、登る登る急登急登。でも、急な登りはしんどいけど高度稼げるし結構好きだ。
難所のぞき、一ぷく処と小休止しながら木々の中を登る。自然林の杉の巨木、すげー。風雪に耐えて幾年月だろうか。。。
頂上に続く稜線も時々は見えるんだけど・・・遠いなぁ。

途中でご夫婦二人組を追い越す。駐車場にあった車のどちらかの方だろう。(長岡かな?)
高度上がるにつれてあのぶんぶん虫がまとわりついてくる。目や耳や口に入ろうとすんなーー!! オレはこいつらがホント苦手だ。
中の池での小休止も、やつらに「あー!もうこいつら!!」。ミズバショウにシラネアオイにいろいろ咲いてたのに。
ここからは急登の雪渓歩き。気をつけなくては。それでもぶんぶん虫はやってくる。
この時期はお山で使う虫除けネット持ってくれば?との相方の提案。今度は忘れずそうしたいよ〜〜

笹平。残雪を取りに行った相方を待つ。ここで小谷から来た方と言葉を交わす。団体さんが間もなく来るみたい。
稜線に出れば虫もいなくなるだろうと思ったが甘かった。数は減ったものの時々顔にやってくる。あう〜

稜線はお花畑。あ、これも!あれも!と写真を撮ろうとしたが、団体さんも後ろにいるし写真は下りにしろと相方。
なのでまずは見るだけにして山頂を目指す。頂上手前は岩登り。

で、ついたぞー!雨飾山頂!
! 残念ながら前回の火打と違い雲が出ていて展望はイマイチ。
ビールより先にさっき取って来た残雪でまた練乳かき氷。うっまーーーーーーー!!
雨飾山の雪でかき氷、贅沢だよな〜〜〜・・・

それからはビールやらヤキソバやらおにぎりやら。後ろの団体さんも山頂到着。関西のパーティーかな?
でもみなさん小谷コースからなんだよね。
食べて飲んでのんびりしてるうちに団体さん下山。笹平で会った方と作業着のお兄さん、もう一方の頂上(双耳峰)同じコース使ったご夫婦が。 石仏のあるそちらの頂上でも写真撮ったりしてから下山開始。

と言いつつも登りの分も花の写真撮りまくる。だってさー、こんなにシラネアオイもハクサンイチゲも満開なんだぜー!
雨飾山がこんなに花の山だとは思わなかったよ。
カメラしまってはまた別の花を見つけカメラ取り出し・・・の繰り返し。
相方との差がどんどん開いてく〜〜(^^;・・・って、今回に限ったことではないけどさ。笹平でひとまず合流だし。
でも、まだ登って来る人もいるんだね。数人とすれ違ったのでちょっとびっくり。

笹平到着。せっかくなので来た道を下らずに、金山登山道経由、至鋸山経由の周遊コースを使うこととした。
途中「さすが海谷、ハンパじゃねーぜ」と思える個所もいくつもあったが、それでも道はちゃんと開かれていて 登山道整備のご苦労には頭が下がる思いだ。傍らの花も楽しみつつ、のたのた・よたよたと下る。

鋸山登山道での分岐手前で一休みして歩き出せばまた右ひざ付近の筋に違和感。
あー、ついにやってきましたか。分岐を過ぎて次の休み予定の沢まで更にのたのたスピードダウン。
まあそんなにハードな上り下りじゃないだけマシなんだけど。
ギンリョウソウ見て、沢でちょっと休憩して、雨飾温泉までラストスパート。
最後のブナ林、実にキレイなんだけど足がイタタで愛でる余裕なし。情けな〜〜

雨飾温泉の駐車場が見え、ブナ林が開けると堰堤に出る。この沢渡ればゴールはすぐ。やったー!到着。
車に戻り荷物入れ換え雨飾温泉へ。
いやー、さっぱりーーーーーーーー。生き返る〜〜〜そして足いて〜〜〜〜(苦笑)
さすがに喉が渇いてたのもあって、温泉を3杯ほど飲んでしまったよ。飲用可とはいえ飲みすぎ?
温泉上がってロビーに行けば、同じコースを使ったご夫婦が休憩中。
この方たちは朝見た福井ナンバーの車の持ち主。こちらが雨飾山のメインルートと知り、どうしてもこちらから登りたかったんだそうだ。 先日も来た時は雪渓が大きく途中で引き返したので今回前日泊でそのリベンジだそう。
すごいなーえらいなー。気をつけてお帰りくださいね〜〜

湯上りに外出て一休み。あー、今日もよく登った。明日は足に来るだろうな〜〜(^^;などと。
しかし、なぜ「環境省」の文字が消されてしまったのだろうか・・・

今日は寄り道せずまっすぐ上越まで。いつもやってない大勝軒、営業時間の確認して(いつの間にか昼だけになってた) 結局夕食はGitaのラーメン。久し振りのつけ麺だ〜。あー、おいしかった・・・で、現着。おつかれさまでした〜〜

コース

難所のぞき

ヤマツツジ満開く

サラサドウダンツツジ

一ぷく処

中ノ池のミズバショウ

シラネアオイも

キヌガサソウ見つけた

笹平までは雪渓登り

頂上めざして最後の登り

北峰から南峰をのぞむ

焼山〜金山

南峰から北峰。

ミヤマハンショウヅル

笹平への道。確かに女性の横顔に見える…

ハクサンコザクラ

ハクサンチドリ

ハクサンイチゲ

ナツトウダイ

、「ふりかえれば荒スゲ沢」です

大分下りちゃいました

鋸山の裏側もすごい

今回もギンリョウソウ

雨飾温泉にて。なぜ環境省が削られた?

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