1月末の米山から久しぶりの登山。上越地方は相変わらず早春に行ける山がない。
妙高・火打では超上級者向けだし、関田山脈はアプローチが閉ざされてるだろうし、
やはり初めて行く山は雪がない時がいいと思っているので行けそうなところは尚更限定されてしまう。
山菜採りを兼ねた山は行ってはいたが、トレーニングも兼ねて平場から見ても雪の消えた南葉山に行ってきた。
気温が上がりそうだったので早々と出発。朝食は道中。
灰塚からキャンプ場に向かう。道中は朴の木の花が盛り。あとはタニウツギとケナシヤブデマリ?あとウワミズザクラも咲いていた。
駐車場はすでに車がいっぱい。どうやら山菜採り(主にネマガリタケ)のようだ。現に旦那さんはタケノコ採り、奥さん犬散歩というご夫婦がいたし。
仕度をし登り始める。なんか前に来た無雪時(1991.秋)より道が整備されたみたい。・・・15年も経ってりゃ当たり前か。
九十九折の急登を登って高度を稼ぐ。木落坂コースはまず急登それから頂上までは緩い登りとなっている。
花はカタクリは既に終わり、ショウジョウバカマやスミレ、イワカガミは場所によって、ツクバネソウやチゴユリ、ユキザサにユキツバキなどか見られた。
水場で一休み。黄砂のためここでもやはり展望はきかない。米山も見えないよ。頚城平野もすっかり田植え終わったようで水張られた田んぼが反射して輝いている。
見晴台では携帯チェック。相方のはアンテナ立たず、自分のは3本アンテナ立っているものの電話は通じない。
平野見えてるのにここでも使えないなF○MA。まあ人が住まない山中(尾根でも)なんて二の次なんだろう。
ここから頂上までの道でシラネアオイが咲いているのを見つけた。まだ株が若いようで花も初々しい。
山頂に到着。まだ8時台だ。普通なら朝食終わってエンジンかかる頃だぞ?
昼食は持ってきたもののこの時間で「お昼」というわけにも行かないので、まずは乾杯し
(保冷材代わりに凍らせてきたビールはまだ溶けずでお湯で溶かすいうハメに(^^;)つまみフライパンで温めて、いただきます。
最近は残雪の頃に来てばかりいるので、雪が木々を隠し展望いいのだが、この時期では木々の中の広場といった感じなので
周りはまーーったく見えない。
頂上のケルン、以前はもっと高さあったような気がしたけれど、気のせいだろうか。
山頂に咲くシラネアオイは先ほどの株とは違ってしっかり貫禄がある。しばし写真など撮ってから片付けて下山開始。
見たところ道しっかりしていそうだったので帰りは明神沢コースを使ってみることにする。
登りのコースとは違い、まずがーっと下りてからだらだら登って下りて、でも下り。
ブナ林の若木の緑が美しい。こちらでもユキザサ盛り、花は咲いていないものコバイケイソウ(多分)などもあちこちにある。
いっぱしの高山みたいだ。明神沢で小休止。
筍平ではもぐってネマガリタケ探し。相方山菜センサーフル活動中。
採っている間3人組のグループ。うちらがいるため別のにシマを探しに行っちゃったようだ、
木落坂とこのコースを比べるとやっぱりこっちが野趣高いものね。でも登りで使うには・・・ちょっと、かな?
筍平〜後谷峠を経て駐車場到着。相変わらず車がいっぱい。
純粋に登山目当ては、もしかしてうちらだけかも。(ご多分に漏れずタケノコ採りもしたけど)
山菜採りだろうといったグループは上り下りそれぞれに見たが、頂上はうちらの貸切だったし。
ここでもまだ昼にならない。帰宅してうちでお昼食べようかということになりかけたが、林道を軽くドライブ。
どうも中の俣を経て桑取に向かう林道が整備されたらしく行ってみることになった。さすが林道好き
。
途中の展望いいところでお昼を食べる。せっかくだからと「くわどり湯ったり村」まで行ってみることになった。
(今回入浴はナシです)
施設でパンフレットもらって、入り口で山菜売っていたおかーちゃんたちと軽く山菜情報を聞いて(やはりここらでもタケノコは終わりだそうだ)
途中まで今来た道を引き返し、中の俣から儀明経由で帰宅・・・だが、食後&適度な揺れで、睡眠不足の自分は舟漕いでいたそーな。
ネマガリダケをお土産に、新緑の中いい山行でしたて。(お土産は翌日タケノコ汁になってお腹を満たしてくれました♪)