続くどんより梅雨空の中、一日だけの晴れマーク。
震災に逢われた方々には申し訳ないが群馬まで遠征してきた。
志賀高原から渋峠〜山田峠(道路工事中で片側交互)で草津白根へ。
入れると思っていた駐車場へは環境保護のため進入禁止になっていて、有料駐車場(420円)に駐車。
まずレストハウスで腹ごしらえ。
前回は逢ノ峰を越えていったが今回は巻き道。
駐車場〜リフト乗り場までのシャトルバスも出ていたが足慣らしで歩く。
と言いつつも楽してリフトに乗って行くんだけど(^^;。
終点からは遊歩道を歩く。
コマクサが満開ということなのでこちらに来る人たちも多い。
林床ではマイヅルソウはもう終わり、ゴゼンタチバナも盛りを過ぎたようで
花傷みが始まっている。
ガレではコマクサがあちこちに咲き、ミネヤナギ(オヤマヤナギ)の綿毛はもくもく。コキンレンカは出番を待っている状態。
それにしてもこの白根山は本当に火山だったんだなーと、火口跡の空釜見てしみじみ。
ガイドさんがツアー客に言っていた「白いコマクサ」を探しながら歩いたが、
見つけられないまま遊歩道最高地点に到着。
本当の山頂には道がないのである時期でないと行けないそうだ。
来た道を戻り今度は「展望台」へ。
「展望台」には慰霊碑を兼ねた展望板。しかし残念ながら雲に覆われ展望全くなし。
鏡池を経由しぐるっと回ってリフト乗り場に戻るルートを使う。
鏡池では白のハクサンチドリを見つけた(同じく休憩中のツアー客のガイドさんの話に便乗)。
白い個体もあるんだねー。
木道が腐食してちょっと「おっとー」と思った場所もあったが、徐々に高度を下げ殺生河原の分岐からはほとんど水平道。
ハシゴで小沢渡ってずんずん行けばスキー場のリフト乗車口に到着。
反対側を回って駐車場に戻ろうかとも思ったが、弓池も見たかったので行きと同じ道を戻る。
途中、行きでは見つけられなかったベニバナイチヤクソウ、ホソバキソチドリを発見。
(立ち寄ったビジターセンターで白花コマクサの場所共々ガイドさんから教えてもらった)
弓池を回りお釜ものぞいて、7年ぶりの草津白根山歩きは無事終了。
(登山ではなく観光部分の旅行記はこちら → ☆)