2日続きの好天。夕方から頚城区の講演会に出かける予定もあり、せっかくだからと以前から気になっていたもののなかなか行けずにいた近くて遠い山・黒倉岳と鍋倉岳に出かけた。
朝コンビニ探し(時間的に昼メシに予定してたものがない)で少し時間を食ったが、光ヶ原へ車を走らせる。
光ヶ原の紅葉は既に終わり。その上の関田峠へ。
駐車場、既に先客がいて少し驚く。マイナーな山と思いつつやっぱりいるもんですなー。支度しさあ出発。
すっかり落葉した葉の上を歩く。ここはブナとナナカマドの木が多いみたいだ。足元にはカンアオイがその葉を広げている。
道はなだらかな上、信越トレイルで整備されているのでなんとなく気分は関東。
筒方峠を過ぎ少しずつ登り。下山の団体さんとすれ違う。「こんにちは」と挨拶を交わしていたら、なんとびっくり上越雪割草の会の方もその中にいた。
いやはや、こんなところで会うなんてねぇ。
黒倉山に到着。光ヶ原〜高田平野側は刈り払ってありそちらの展望はいい。山頂標高表示がそれぞれまちまちで一体どれがホント?状態。
ここはさっと流し鍋倉山に向かう。
久々野峠(なんて読むのだろう)を過ぎ更に進む。急登黒土腐葉土にちゃにちゃ状態を越えてちょっと行ったところが鍋倉の山頂だった。
やっぱりこちらも木々に囲まれ展望はあまりよくない。妙高・火打は見えるけど…。稲わらor籾殻燃やしなのか、けぶってかすんでる。
ここで昼食。おにぎりにパンに天ぷらうどんにいなり寿司。一息ついて写真撮ったりここから続く道見に行ったり。
この山頂の祠は大正10年に再建されている。人力で持ってきたんだろうなー。当時というか戦前までの信仰心ってのは今とは比較できないほど重く生活に密接してたんだろうなーといつもながら思う。
さて下山。にちゃにちゃ道もクリアし黒倉山。
黒倉山頂から少し下りた宇婆神社に寄り道し、筒方峠を過ぎ、茶屋池コースに回って駐車場に到着。
途中湿原などもあり、新緑の芽吹きや秋の紅葉、そして晩秋…とそれぞれの風景をハイキング気分で楽しめそうだ。
(夏は木陰で涼しいのか、それとも暑さにうだるのか?そして冬〜早春も標高的にはよさげだが、いかんせんここまでの道が(^^;)
途中の「あさま山荘の鉄球(当時あさま山荘に集められた鉄球と映画に使われた鉄球)」に寄る。リアルで見た記憶はないけど、こんな鉄球が振り子で来たらたまらんべなぁ。
光ヶ原から入った道から下っていったらなかなかイメージした場所に出ず、間違った?とちょっと焦りかけたが無事に予定してした
板倉の「ゑしんの里 やすらぎ荘」に到着。じっくりあたたまって夕方の講演会に向かった。