里山日記

お山でのあれこれ(作業メモとも)
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今日もいもほり

2006.11.13 Monday | 秋 > 11月

自然薯掘りに同行。
このところクマの出没情報が市内あちこちであり、
この山にも確かにいることがわかっているので、
この時期、一人で奥の山に入るのはちょっと推奨できない。

ホイッスルうるさいほど鳴らしてラジオもがんがんかけて行く。
(それでも沢の近くだと聞こえないんだけどね)
途中、クマのものらしきフン発見。
カモシカ?らしい足跡も。
・・・いるんだろうなぁ。
冬眠前の最後の追い込みだし・・・でももうこの辺は食べ物ないぞ?

で、今日はD地区の奥、A地区へ。
相方はツル探し。やっぱたいしたもんだ。
自分なら気づかず踏んづけたり折ったりしてしまうだろう。

午前中はどうもいいツルにも薯にも当たらない。
今日は残念ながら「あぶれか?」状態だったが、コビルしてから
場所をちょっと変えてみる。

ツルは午前中より見つかり、掘ってはみたものの
掘り進むにしたがって固い粘土状になっていく。
薯にしてみても、固い所にぶつかったのでそのまままっすぐ伸びられず
方向を変えたり、とにかく固い場所を避けようとするので、形もすごくなる。
熊手薯やぐねっとまがった薯だので、「いいもの」があまり掘れない。
(掘るのにも時間かかるし)

ちょっと不完全燃焼の薯掘りでした。
まあそんなにいつもいつも特級・一級品が掘れるわけじゃないもんな。
自然相手だし。

やはり
木を切らなくなる→木が大きくなる→イモヅルが伸びれない(木の上に葉を広げられない)
→栄養が取れない→薯が充実できない
・・・自然薯に限ったワケじゃないけど、やはり山が荒れてるってことか。
もみじ
| author : あぜち | - | - |